コンクリート工事におけるコンクリート打設時の品質管理に関|一級建築士問題集

一級建築士

Q 111 : 
コンクリート工事におけるコンクリート打設時の品質管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
設計基準強度が60N/mm2の高強度コンクリートにおいて、コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度については、外気温にかかわらず、原則として、120分とする。
2
寒中コンクリートの適用期間において、打込み後に水和発熱による十分な温度上昇が見込まれる場合には、工事監理者の承認を得て、打込み時のコンクリート温度の下限値を5°C とすることができる。
3
コンクリートポンプによる圧送において、粗骨材の最大寸法に対する輸送管の呼び寸法については、粗骨材の最大寸法が25mm以下の場合、100A以上とする。
4
同一区画の打込み継続中における打重ね時間の限度については、外気温が25°C 未満の場合、原則として、180分とする。
解説

1 - ○ 高強度コンクリート、高流動コンクリートの練り混ぜから打ち込み終了までの時間は一律120分以内。

2 - ○ 設問のとおり。

3 - ○ 粗骨材の最大寸法が20mm、25mmの場合は油送管の呼び寸法は100A以上。

4 - × 外気温25℃以上で120分、25℃未満で150分。