品質管理における確認・検査の方法に関する次の記述のうち、|一級建築士問題集

一級建築士

Q 103 : 
品質管理における確認・検査の方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
防水工事の塗膜防水における防水材の使用量については、防水材の使用済み容器の数を数えて総使用量を出し、対象施工範囲の面積で除して単位面積当たりの使用量を算出して、所定のとおりであることを確認した。
2
セメントモルタルによる磁器質タイル張りにおけるタイルの浮きについては、タイル張付け直後に、打診用ハンマーを使用して検査した。
3
戸建木造住宅の断熱工事において、天井の小屋裏側に設ける無機繊維系断熱材の施工状況については、天井下地の施工が完了するまでの間に、断熱材相互に隙間がないこと、防湿層が室内側に設けられていること、断熱材が設備配線・配管、天井吊り木等で浮いていないこと等を目視により確認した。
4
型枠工事において、監理者によるせき板と最外側鉄筋とのあき」、バーサポートとスペーサーの材質及び配置」、埋込金物の位置及び数量」等の検査については、型枠の組立てが終了した段階では困難であるので、型枠を組み立てる際の各工程において行った。
解説

1 - ○ 設問のとおり。

2 - × モルタルの硬化後に検査する。

3 - ○ 断熱材の施工状況は天井下地によって隠れる前に行う。

4 - ○ 型枠は組立が終了した段階では検査・修正が困難。