工事現場の管理等に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|一級建築士問題集

一級建築士

Q 102 : 
工事現場の管理等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
工種別の施工計画書は、一工程の施工の着手前に、総合施工計画書に基づいて工種別に定めたものであり、一般に、施工要領書を含む。
2
設計図書間に相違がある場合の優先順位は、一般に、①現場説明書、②設計図、③質問回答書、④特記仕様書、⑤標準仕様書である。
3
特定元方事業者は、元方安全衛生管理者を選任し、その者に労働災害を防止するために講じる措置のうち、技術的事項を管理させなければならない。
4
受注者が、工事現場に搬入した工事材料を工事現場外に搬出する場合には、監理者の承認を受ける必要がある。
解説

1 - ○ 設問のとおり。

2 - × 優先順位は、質問回答書、現場説明書、特記仕様書、設計図、標準仕様書の順。後に作成されたものほど優先順位が高い。

3 - ○ 労働安全衛生法15条の2。

4 - ○ 受注者は工事材料及び建築設備機器を現場外に持ち出すときは、監理者の承認を受ける。