地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 92 : 
地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
超高層建築物の計画において、耐震設計上必要となる地盤の構造と動的特性を把握するために、地盤のP波及びS波の速度分布を調べるためのPS検層を行った。
2
地層構成に大きな変化がないと考えられる敷地の調査において、建築面積が約2,000㎡の建築物に対して、ボーリング調査の数を4か所とした。
3
杭基礎が想定される地盤で、支持層が基礎底以深30m付近であったので、地震時の杭の水平抵抗の検討を目的として、支持層付近において孔内水平載荷試験を行った。
4
直接基礎が想定される地盤で、支持層の下部に位置する粘性土層の沈下量や沈下速度等を推定するため、圧密試験を行った。
解説

1 - ○ PS検層の結果から地盤の構造や動的特性を求めることができる。

2 - ○ 地層構成に大きな変化がないと考えられる場合、1本/500㎡。

3 - × 孔内水平載荷試験は杭頭から深さ5mまたは杭径の5倍程度で行う。

4 - ○ 設問のとおり。