一級建築士
Q 88 :
鉄骨構造の耐震設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
「耐震計算ルート1-1及び1-2」では、標準せん断力係数C0を0.2として地震力の算定を行う。
「耐震計算ルート1-2」では、偏心率が0.15以下であることを確認する。
「耐震計算ルート2」では、筋かいの水平力分担率の値に応じて、地震時応力を割り増す。
「耐震計算ルート3」では、筋かいの有効細長比や柱及び梁の幅厚比等を考慮して構造特性係数DSを算出する。
解説
1- × S造耐震計算ルート1では標準せん断力係数は0.3以上とする。
2 - ○ 設問のとおり。
3 - ○ 水平力分担率に応じて地震時の応力を割増しして計算する。
4 - ○ 構造特性係数は幅厚比や有効細長比などを考慮して求められる。