コンクリートの強度等に関する次の記述のうち、建築基準法上|一級建築士問題集

一級建築士

Q 51 : 
コンクリートの強度等に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
設計基準強度が21N/m㎡以下のコンクリートのせん断に対する材料強度は、圧縮に対する材料強度の1/10である。
2
コンクリートの材料強度の算定における設計基準強度の上限の数値は、特定行政庁が規則で定めることができる。
3
鉄筋コンクリート造に使用するコンクリートの四週圧縮強度を求める場合においては、国土交通大臣が指定する強度試験によらなければならない。
4
コンクリートの短期に生ずる力に対する圧縮の許容応力度は、設計基準強度の3/4である。
解説

1 - ○ 令97条1項。コンクリートの圧縮に対する材料強度はF(設計基準強度)で、せん断に対する材料強度はF/10。

2 - ○ 令97条2項、令91条2項。その地方の気候や骨材の性状に応じて定める。

3 - ○ 令74条2項。設問のとおり。

4 - × 令91条1項。設計基準強度の2/3。