音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 28 : 
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
音の聴感上の特性は、音の大きさ、音の高さ及び音色の三つである。
2
音の大きさの感覚量は、音圧レベルが一定の場合、低音域で小さく、3~4kHz付近で最大となる。
3
音源の音響パワーを50%に下げると、受音点の音圧レベルは約3dB下がる。
4
コンサートホールの残響時間は、室容積にかかわらず、2秒以上とすることが望ましい。
解説

1 - ○ 設問のとおり。

2 - ○ 通常の音圧レベルでの耳の感度は3kHz~4kHzの中高音域が最も良く聞こえ、低音域では感度は低下する。

3 - ○ 音源の音響パワーが1/2になると、受音点の音圧レベルは約3dB小さくなる。

4 - × 最適残響時間の推奨値は室の用途に応じて室容積の増大に伴って大きくなる。