日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 26 : 
日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
全天空照度は、直射日光による照度を含まない。
2
昼光により室内の最低照度を確保するためには、一般に、設計用全天空照度に暗い日の値である5,000lxを採用する。
3
日差し曲線は、地平面上のある点が周囲の建築物によって、どのような日照障害を受けるのかを検討するために用いられる。
4
建築物の形状と日影の関係において、4時間以上日影となる領域の面積は、一般に、建築物の東西方向の幅よりも高さから受ける影響が大きい。
解説

1 - ○ 全天空照度とは周りに障害物がない屋外での水平面における天空光のみの照度。

2 - ○ 全天空照度は天候や季節によって変化するため設計用全天空照度を使うが、室内の必要最低照度を確保する場合は「暗い日」の5000lxを採用する。

3 - ○ 日影曲線と点対称の関係にある曲線。

4 - × 4時間以上日影になる範囲は建築物の高さより幅から受ける影響が大きい。