建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究|一級建築士問題集

一級建築士

Q 19 : 
建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。
1
「計画数量」は、設計図書に表示されていない施工計画に基づいた数量をいい、仮設や土工の数量等がこれに該当する。
2
「所要数量」は、「定尺寸法による切り無駄」や「施工上やむを得ない損耗」を含んだ数量をいい、鉄筋、鉄骨、木材等の数量がこれに該当する。
3
窓、出入口等の開口部による型枠の欠除は、原則として建具類等の開口部の内法寸法で計算し、開口部の内法の見付面積が1か所当たり0.5㎡以下の場合は、原則として型枠の欠除はないものとする。
4
石材による主仕上げの計測・計算において、1か所当たりの面積が0.5㎡以下の開口部による石材の欠除については、原則として、ないものとする。
解説

1 - ○ 計画数量とは設計図書に記載されていない施工計画に基づく数量のこと。

2 - ○ 設計数量に所定の割増率を乗じて求める。

3 - ○ コンクリート及び型枠の数量は原則として、開口部の見附面積が1箇所あたり0.5㎡以下の場合は欠除はないものとする。

4 - × 仕上げ工事の積算では面積0.5㎡以下の欠除はないものとするが、石材は高価のため、0.1㎡以下と読み替える。