公共建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|一級建築士問題集

一級建築士

Q 15 : 
公共建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
美術館の計画において、自然採光を利用した展示室に光量不足を補うための照明として、高演色蛍光灯を用いた。
2
中学校の計画において、各教科で専用の教室をもち、生徒が時間割に従って教室を移動して授業を受ける総合教室型とし、ロッカー等の生徒の生活諸施設を充実させた。
3
地域図書館の計画において、延べ面積当たりの蔵書数を、40~50冊/㎡程度とした。
4
劇場の計画において、客席と舞台の一体感を高めるために、プロセニアムをもたないオープンステージ形式を採用した。
解説

1 - ○ 美術館での自然採光を利用した展示室では光量が不足する場合があるため、高演色蛍光灯等を使用する。

2 - × 設問の記述は「教科教室型」の説明。

3 - ○ 地域図書館の蔵書数は、一般的に50冊/㎡程度が適当。

4 - ○ オープンステージ形式は舞台と観客席の一体感を高めるためプロセニアムアーチで区切られていない。