都市計画及びまちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当|一級建築士問題集

一級建築士

Q 10 : 
都市計画及びまちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
ニューアーバニズムは、住民参加を原則とした計画手法であり、アメリカをはじめとする諸外国や日本の住宅地開発で採用されている。
2
土地区画整理事業は、都市計画区域内の土地について、公共施設の整備改善及び宅地の利用の増進を図るために行われる、土地の区画形質の変更及び公共施設の新設又は変更に関する事業である。
3
フリンジパーキングは、都心部周辺に駐車場を整備し、都心内への車の流入の抑制を目的としたまちづくりの手法である。
4
LRTは、低床式車両の活用や軌道等の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性等の面で、優れた特徴を有する軌道系交通システムである。
解説

1 - × ニューアーバニズムは公共交通機関の活用、住民同士の伝統的なコミュニティで交流促進を図る都市再生理論。

2 - ○ 土地区画整理事業は秩序ある市街地を形成するため、土地の区画形質の変更により、公園等の公共施設を整備し、宅地の利用増進を図る事業。

3 - ○ フリンジパーキングは都心部周辺(フリンジ)に駐車場を整備し、都心部への自動車の流入を防ぐ手法。

4 - ○ LRTは人と環境にやさしい公共路面電車システム。