鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 114 : 
鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
寸法精度の受入検査は、鉄骨製作業者が行う社内検査記録の書類検査とし、特に必要とする場合は製品を抜取り、寸法を測定する対物検査とする。
2
鉄骨製作工場における鉄骨の工作において、高力ボルト用孔の孔あけ加工はドリルあけとし、接合面をブラスト処理する場合には、ブラスト処理後にドリルあけ加工する。
3
柱梁接合部の梁端溶接部において、入熱量が大きく、かつ、パス間温度が高過ぎると接合部の強度や変形能力が低下することがあるので、溶接作業中に入熱量とパス間温度の管理を行う。
4
デッキ合成スラブの効果を考慮した合成梁において、デッキプレートと鉄骨梁との接合は、頭付きスタッドが特記されている場合、焼抜き栓溶接を省略できる。
解説

接合面をブラスト処理する場合は、ブラスト処理前にドリル孔開け加工を行う。