コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|一級建築士問題集

一級建築士

Q 110 : 
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
調合管理強度を27N/㎟、スランプを21cmと指定された高性能AE減水剤を使用したコンクリートにおいて、受入れ時のスランプ試験の結果が23cmであったので、合格とした。
2
フレッシュコンクリートの試験における温度測定は、スランプ試験を行った直後の試料に、接触式のガラス製棒状温度計を挿入して行った。
3
コンクリートの受入れ検査において、スランプ試験が合格、空気量試験が不合格であったため、新しく試料を採取して、再度、スランプ試験及び空気量試験を行ったところ、いずれも合格であったので、そのコンクリートを合格とした。
4
普通コンクリートにおける構造体コンクリートの圧縮強度の検査において、1回の試験に用いる供試体については、工事現場において適切な間隔をあけた3台の運搬車から各1個ずつ、合計3個採取した。
解説

フレッシュコンクリートの温度測定は、内径(一辺)および高さが 14 ㎝以上かつ容量が 2L 以上の容器に入れた試料に接触式温度計を挿入し、示度が安定するまで静置し読み取る。