一級建築士
Q 105 :
地盤調査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平板載荷試験については、地盤の変形や強さ等の支持力特性を直接把握するために、根切り工事後に実施した。
砂質土の地盤において、不圧地下水位を精度よく測定するため、ボーリング時に泥水を使わずに掘進する無水掘りを行った。
地震時における杭の水平抵抗の検討において、地盤の変形係数を推定するため、孔内水平載荷試験を行った。
標準貫入試験の結果から得られたN値により、粘性土の地盤の内部摩擦角や相対密度を推定した。
解説
N値からは砂質土で内部摩擦角、相対密度が推定でき、粘性土ではコンシステンシー、粘着力、一軸圧縮強度が推定できる。