建築構造用鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 99 : 
建築構造用鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
熱間圧延鋼材の強度は、圧延方向(L方向)や圧延方向に直角な方向(C方向)に比べ、板厚方向(Z方向)は小さい傾向がある。
2
建築構造用圧延鋼材(SN材)には、A、B、Cの三つの鋼種があるが、いずれもシャルピー吸収エネルギーの規定値がある。
3
(一社)日本鉄鋼連盟製品規定「建築構造用冷間ロール成形角形鋼管」に適合するBCR295材の降伏点又は耐力の下限値は、295N/㎟である。
4
建築構造用ステンレス鋼材SUS304Aは、降伏点が明確ではないので、0.1%オフセット耐力を基に基準強度を定めている。
解説

シャルピー衝撃試験での吸収エネルギーの規定値が定められているのはB種及びC種のみ。