環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 40 : 
環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
CASBEEにおいて、建築物の設備システムの高効率化評価指標として用いられるERRは、「評価建物の省エネルギー量の合計」を「評価建物の基準となる一次エネルギー消費量」で除した値である。
2
35年寿命を想定した一般的な事務所ビルのライフサイクルCO2においては、「運用段階のエネルギー・水消費によるCO2排出量の占める割合」より、「設計・建設段階及び廃棄段階によるCO2排出量の占める割合」のほうが大きい。
3
地域冷暖房システムの活用は、ヒートアイランド現象の緩和に有効である。
4
日本におけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建築物における一次エネルギー消費量を、建築物・設備の省エネ性能の向上、エネルギーの面的利用、オンサイトでの再生可能エネルギーの活用等により削減し、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ又は概ねゼロとなる建築物である。
解説

35年寿命を想定した一般的な事務所ビルのライフサイクルCO2は運用段階で50%、設計・建設・廃棄段階で25%。