北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち|一級建築士問題集

一級建築士

Q 26 : 
北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、終日快晴とし、日照・日射を妨げる要素はないものとする。
1
夏至の日の可照時間は、北向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが短い。
2
冬至の日の終日日射量は、南向き鉛直面より西向き鉛直面のほうが小さい。
3
東西方向に長い同じ高さの集合住宅が南北に二棟並ぶ場合、全住戸で冬至の日の日照時間を4時間確保するには、集合住宅の高さの約2倍の隣棟間隔が必要である。
4
春分・秋分の日において、南中時の直達日射量は、南向き鉛直面より水平面のほうが小さい。
解説

春分・秋分の日の太陽高度は「90度-緯度」で北緯35度地点では55度となり、南中時の直達日射量は水平面の方が大きい。