建築の企画やマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適|一級建築士問題集

一級建築士

Q 20 : 
建築の企画やマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
BIM は、設計、施工、維持管理までのコストや工期、品質情報等すべてを統合したデータを活用して業務を進める手法であり、一般に、三次元モデルを使って表現される。
2
CSRは、企業等が所有する不動産について、「企業価値向上」の観点から、経営戦略的な視点に立って見直しを行い、不動産投資の効率性を最大限向上させていこうという考え方である。
3
BCPは、企業が災害や事故で被害を受けても、重要な業務が中断しないこと、中断しても可能な限り短い期間で再開すること等、事業の継続を追求する計画である。
4
VE提案は、基本性能の維持を前提とした工事費低減の提案、工事施工者独自の施工技術の導入の提案等である。
解説

CSR(Corporate Social Responsibility)は企業の社会的責任であり、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすること。