首都の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 9 : 
首都の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
フランスの首都であるパリは、城壁を取り除いた跡に環状のブールヴァールを造り、それに放射状の幹線を追加して、交通の利便性の向上と都市景観の形成を図る計画案に基づいている。
2
オーストラリアの首都であるキャンベラは、三つの都市機能(中央官庁街、市政庁、業務商業機能)を三角形の頂点に相当する位置に配置して都心部を構成し、その外側を郊外住宅地とする計画案に基づいている。
3
ブラジルの首都であるブラジリアは、ジェット機形の平面形状をもち、機体の胴体に相当する部分を住居地域、翼に相当する部分を政治的中枢地域とする計画案に基づいている。
4
アメリカの首都であるワシントンD.C.は、ポトマック川から国会議事堂に至る軸に象徴的な役割をもたせ、格子状街路に放射状街路を組み合わせた計画案に基づいている。
解説

ブラジリアのマスタープランではジェット機形の胴体部分に国会議事堂などの政治的中枢地域を置き、翼部分に住宅地域を置いている。