一級建築士
Q 96 :
各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
耐火建築物におけるメタルカーテンウォール工事において、下階から上階への延焼と火炎を防止する層間ふさぎについては、カーテンウォール部材の挙動により耐火材が脱落しないように厚さ1.6mmの鋼板の層間ふさぎ受けを取り付けた。
鉄筋コンクリート造の建築物における断熱工事の断熱材打込み工法において、型枠取り外し後にフェノールフォーム保温材が欠落している部分を発見したので、その部分のコンクリートをはつり取り、断熱材現場発泡工法により隙間なく補修した。
現場発泡工法による断熱工事において、総厚さ30mmの吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材の吹付け方法については、厚さ5mm以下で下吹きを行った後、発泡体表面が平滑になるよう、多層吹きとした。
戸建て住宅の換気設備工事において、排気ダクトについては、雨仕舞いに優れた形状の丸型ベントキャップを用いたので、排気効率を考慮し、住戸内から住戸外に向かって、先上がり勾配とした。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - ○
4 - × 換気ダクトは雨水などの浸入を防ぐため、住戸外に向かって先下がり勾配とする。