防災に関連する設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当|一級建築士問題集

一級建築士

Q 45 : 
防災に関連する設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
移動式の泡消火設備の泡放射用器具を格納する箱は、ホース接続口から4mの位置に設けた。
2
非常用エレベーターの乗降ロビーに、連結送水管の放水口を設けた。
3
延べ面積50,000㎡以上の建築物の直通階段において、階段通路誘導灯を非常用の照明装置で代替するに当たり、その予備電源の容量は、60分間作動できるものとした。
4
防火区画の壁を貫通する風道において、防火区画に近接して防火ダンパーを設けるに当たり、当該防火ダンパーと当該防火区画との間の風道は、厚さ1.6mmの鉄板でつくられたものとした。
解説

1 - × ホース接続口から3m以内の距離に設ける。

2 - ○ 連結送水管の放水口は防火対象物のいずれの場所からも一定の距離以下となるように、かつ、階段室、非常用エレベーターの乗降ロビーなど有効に消火活動ができる位置に設ける。

3 - ○ 設問のとおり。

4 - ○ ダンパーと防火区画との風道は厚さ1.5mm以上の鉄板でつくり、又は鉄網モルタル塗その他の不燃材料で被覆する。