型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 34 : 
型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
せき板に用いる木材は、コンクリート表面の硬化不良を防止するために、シートで覆い、直射日光にさらさないようにした。
2
型枠の組立てに先立ち、工事施工者が、コンクリート躯体図に基づき型枠計画図及び型枠工作図の双方を作成し、工事監理者に提出した。
3
型枠の構造計算におけるコンクリート施工時の水平荷重については、通常考慮する必要のない地震による荷重を除き、風圧、コンクリート打込み時の偏心荷重、機械類の始動・停止・走行等による荷重を考慮した。
4
計画供用期間の級が「標準」の建築物において、梁部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした。
解説

1 - ○ 木材は直射日光に当てると、糖分やタンニンなどのセメント硬化を阻害する物質が表面に抽出される。

2 - ○ 設問のとおり。

3 - ○ 設問のとおり。

4 - × 構造体コンクリートの供試体の養生方法は現場水中養生または現場封かん養生。