木造軸組工法による木工事に関する次の記述のうち、最も不適|一級建築士問題集

一級建築士

Q 15 : 
木造軸組工法による木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
構造用合板による大壁造の耐力壁において、土台と柱とを山形プレートで接合する箇所については、構造用合板を切り欠き、近傍に釘を増し打ちした。
2
2階床ばりの継手を追掛け大栓継ぎとするので、その継手については、上木先端部が柱心より150mm内外となるように下木を持ち出した。
3
1階床組みを束立て床とするので、木材の床束の束石からの移動や浮き上がりを防止するため、床束に根がらみを添え付けて釘打ちした。
4
構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、壁倍率2.0に適合させるために、30mm×90mm(柱三割)の木材を片筋かいとし、その端部を筋かいプレートBP-2で柱と土台に緊結した。
解説

片筋かいを使って耐力壁とする場合、壁倍率2.0では45mm×90mm以上の筋かいをBP-2の筋かいプレートで土台に留めなければならない。