木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なも|一級建築士問題集

一級建築士

Q 27 : 
木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
構造用材料の弾性係数は、一般に、繊維飽和点以下の場合、含水率の低下に伴って減少する。
2
木材の腐朽は、木材腐朽菌の繁殖条件である酸素・温度・水・栄養源のうち、一つでも欠くことによって防止することができる。
3
垂木、根太等の並列材に構造用合板を張り、荷重・外力を支持する場合、曲げに対する基準強度は、割増しの係数を乗じた数値とすることができる。
4
日本農林規格(JAS)の強度等級「E120-F330」の対称異等級構成集成材については、繊維方向の曲げに対する基準弾性係数は12kN/mm^2、繊維方向の曲げに対する基準材料強度は33N/mm^2である。
解説

木材の弾性係数は繊維飽和点以下では含水率の低下に伴って大きくなる。