建築基準法における建築物に作用する地震力に関する次の記述|一級建築士問題集

一級建築士

Q 7 : 
建築基準法における建築物に作用する地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の地上部分における各層の地震層せん断力係数Ci、最下層における値が最も大きくなる。
2
地下部分の地震層せん断力は、「地下部分の固定荷重と積載荷重との和に、当該部分の地盤面からの深さに応じた水平震度kを乗じて求めた地震力」と「地上部分から伝わる地震層せん断力」との和である。
3
建築物の設計用一次固有周期Tが長い場合、第一種地盤より第三種地盤のほうが建築物の地上部分に作用する地震力は大きくなる。
4
第一種地盤で、建築物の設計用一次固有周期Tが長い場合、振動特性係数Rtの値は、Tが長くなるほど小さくなる。
解説

Ci=Z*Rt*Ai*C0であり、Aiは1階が1.0で上階になるほど大きくなる。よってCiは最下層が最も小さい。