一級建築士
Q 4 :
図-1のような水平荷重Pを受けるラーメンにおいて、水平荷重Pを増大させたとき、そのラーメンは、図-2のような崩壊機構を示した。ラーメンの崩壊荷重Puの値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、柱、梁の全塑性モーメントの値は、それぞれ400kN・m、200kN・mとする。
解説
仮想仕事の原理により求める。左柱脚の回転角をθとすると、外力による仕事は、崩壊荷重×変位量=Pu*6*θ。内力の仕事は全塑性モーメント×回転角=400*θ+200*θ+200*3θ+400*3θ=2400θ。これよりPu=2400θ/6θ=400。