木造軸組工法による地上2階建ての建築物の構造計算に関する|一級建築士問題集

一級建築士

Q 100 : 
木造軸組工法による地上2階建ての建築物の構造計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
平面が長方形の建築物において、必要壁量が地震力により決定される場合、張り間方向とけた行方向の必要壁量は、それぞれ異なる値となる。
2
延べ面積が500m2を超える場合、必要壁量の計算及び耐力壁の釣合いのよい配置の検討に加えて、許容応力度計算等の構造計算を行う必要がある。
3
風圧力に対する1階の必要壁量は、1階床面からの高さ1.35mを超える部分の見付面積に所定の数値を乗じて得た数値以上となるようにする。
4
構造耐力上主要な柱の小径は、横架材の相互間の垂直距離に対する割合によらず、座屈を考慮した構造計算によって決定してもよい。
解説

1 - × 必要壁量は床面積や階数、屋根材の重さなどから算出される。張り間方向とけた方向では同じ値となる。

2 - ○

3 - ○

4 - ○