次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 59 : 
次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
床の鉛直方向の弾性たわみを小さくすることは、一般に、床振動による障害を抑制する効果がある。
2
一般的な鉄筋コンクリート造の事務所建築物の場合、地震力計算用の地上部分の固定荷重と積載荷重の和は、床面積1㎡当たり10~15kN程度である。
3
鉄筋コンクリート造の床スラブに生じる長期たわみを小さくするには、一般に、スラブを厚くするよりコンクリートの強度を大きくするほうが効果がある。
4
鉄筋コンクリート造の建築物において、保有水平耐力を大きくするために耐力壁を多く配置すると、必要保有水平耐力も大きくなる場合がある。
解説

曲げ剛性EIを大きくすることで曲げたわみを小さくすることができる。断面二次モーメントIを大きくするためには、スラブ厚を厚くする。