一級建築士
Q 67 :
図-1のような頂部に集中質量mは2mをもち剛性がK又は2Kの棒A、B、Cにおける固有周期はそれぞれTA、TB、TCである。それぞれの棒の脚部に図-2に示す加速度応答スペクトルをもつ地震動が入力されたとき、棒に生じる最大応答せん断力がQA、QB、QCとなった。QA、QB、QCの大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、TA、TB、TCは図-2のTA、TB、TCのいずれかに対応し、応答は水平方向であり弾性範囲内とする。
解説
固有周期T=2π√m/k より、TB<TA<TC これよりT1=TB、T2=TA、T3=Tc 。応答せん断力Q=mαなので、QA=mαa=0.4mg、QB=mαB=0.5mg、QC=2mαC=0.6mg