次の記述のうち、関係法令上、誤っているものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 28 : 
次の記述のうち、関係法令上、誤っているものはどれか。
1
「建築士法」に基づき、建築士は、工事監理を行う場合において、工事が設計図書のとおりに実施されていないと認めるときは、直ちに、工事施工者に対して、その旨を指摘し、当該工事を設計図書のとおりに実施するよう求め、当該工事施工者がこれに従わないときは、その旨を建築主に報告しなければならない。
2
「建築士法」に基づき、建築士事務所の開設者は、延べ面積1,000m^2、地上3階建ての共同住宅の新築工事に係る設計の業務については、委託者の許諾を得た場合においても、一括して他の建築士事務所の開設者に委託してはならない。
3
「建設業法」に基づき、請負人は、その請け負った建設工事の施工について、工事監理を行う建築士から工事を設計図書のとおりに実施するよう求められた場合において、これに従わない理由があるときは、直ちに、注文者に対して、その理由を報告しなければならない。
4
「建設業法」に基づき、建設工事の元請負人は、請け負った共同住宅の新築工事については、あらかじめ発注者の書面による承諾を得た場合においては、一括して他人に請け負わせることができる。
解説

建設業法22条3項、共同住宅を新築する工事以外の建設工事では発注者の承諾を得て一括下請けに出すことができる。