次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 50 : 
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
建築物の5階以上の階を百貨店の売場の用途に供する場合においては、避難の用に供することができる屋上広場を設けなければならない。
2
敷地が第二種中高層住居専用地域内に600㎡、近隣商業地域内に700㎡と二つの用途地域にわたる場合、当該敷地には、ホテルを新築することができる。
3
小学校の教室の窓その他の開口部で採光に有効な部分の面積の算定に当たっては、用途地域等の区分に応じ、計算した採光補正係数を用いる。
4
延べ面積1,000㎡、地上3階建ての主要構造部が耐火構造である中学校(避難階は1階)で、3階における居室の床面積の合計が200㎡である場合においては、3階から1階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなければならない。
解説

1 - ○ 令126条2項。設問のとおり。

2 - ○ 法91条。敷地が異なる用途地域にわたってある場合、敷地の過半が属する用途地域の制限が適用。

3 - ○ 令20条2項。設問のとおり。

4 - × 令121条1項六号及び2項。200㎡を超えていないので2以上の直通階段を設けなくてよい。