次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。た|一級建築士問題集

一級建築士

Q 39 : 
次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。ただし、主要構造部については、「耐火建築物の主要構造部に関する技術的基準」に適合していないものとする。また、防火区画検証法による確認及び避難上の安全の検証は行われていないものとする。
1
耐火構造の柱は、通常の火災による火熱が所定の時間加えられた場合に、構造耐力上支障のある変形、溶融、破壊その他の損傷を生じないものでなければならない。
2
準防火地域内における共同住宅の屋根の構造は、市街地における通常の火災による火の粉により、防火上有害な発炎をしないものであり、かつ、屋内に達する防火上有害な溶融、き裂その他の損傷を生じないものでなければならない。
3
主要構造部を準耐火構造とした建築物の地上部分の層間変形角は、原則として、1/200以内でなければならない。
4
防火区画に用いる特定防火設備である防火シャッター等は、常時閉鎖若しくは作動をした状態にあるか、又は随時閉鎖若しくは作動をできるものでなければならない。
解説

1 - ○ 法2条七号。設問のとおり。

2 - ○ 法63条、令136条の2の2一号及び二号。設問のとおり。

3 - × 令109条の2の2。地上部分の層間変形角は原則1/150以内。

4 - ○ 令112条14項一号。設問のとおり。