空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なも|一級建築士問題集

一級建築士

Q 53 : 
空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
熱負荷に応じて送風量を調整する変風量(VAV)方式は、部屋ごと又はゾーンごとの温度制御が可能である。
2
空調制御において、PI制御は、比例動作に積分動作を加えたものであり、比例動作のみでは生じやすいオフセットを取り除く複合動作方式である。
3
軸流吹出し口の吹出し気流は、一般に、ふく流吹出し口の吹出し気流に比べて誘引比が小さいため広がり角が小さく到達距離が短い。
4
蓄熱式空調システムでは、建築物の冷房負荷が小さくなる中間期の冷房においても、冷房負荷の大きい夏期と同様に、冷凍機の成績係数を高く維持することが可能である。
解説

軸流吹出し口(ノズル型,ライン状吹出口等)の吹出し気流は,一般に,ふく流吹出し口(アネモ型等)の吹出し気流に比べて誘引比が小さいため,広がり角が小さく到達距離が長い