室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 42 : 
室内の温熱・空気環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
平均放射温度(MRT)は、グローブ温度と気流速度の計測値から概算で求められる。
2
ホルムアルデヒドを発散する材料を使用した天井裏からの汚染物質の流入を抑制するためには、居室内の圧力を天井裏より低くしないことが有効である。
3
着席安静時における日本人の標準的な体格の成人男性の代謝量は、約100W/人である。
4
予測平均温冷感申告(PMV)は、主に均一な環境に対する温熱快適指標であるため、不均一な放射環境、上下温度分布が大きな環境及び通風環境に対しては適切に評価できない場合がある。
解説

平均放射温度(MRT)とは、周囲の全方向から受ける熱放射を平均化した温度表示を言い、グローブ温度、空気温度、気流速度から求められる。