防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 38 : 
防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
予作動式の閉鎖型スプリンクラー設備は、非火災時の誤放水を避けるため、衝撃等でスプリンクラーヘッドが損傷しても散水を抑える構造となっている。
2
イナートガス消火設備は、設計値量の消火剤が誤作動により放出されても、人命への危険性はほとんどない。
3
屋外消火栓設備は、防火対象物の外部に設置され、建築物の1階及び2階部分で発生した火災の消火や隣接建築物への延焼防止を目的としている。
4
連結送水管の放水口は、建築物の使用者が火災の初期の段階において直接消火活動を行うために設置する。
解説

1 - ○ スプリンクラーヘッドが常時閉じている閉鎖型には湿式、乾式、予作動式がある。

2 - ○ イナートガス消火設備は人体への安全性が高い。

3 - ○ 屋外消火栓設備は建築物の消火、隣接建築物への延焼の防止のための初期消火設備。

4 - × 連結送水管の放水口は消防隊が使用するための設備。