高齢者、障がい者等の利用に配慮した建築物の計画に関する次|一級建築士問題集

一級建築士

Q 9 : 
高齢者、障がい者等の利用に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
病院の階段において、色彩の調和を図るため、段鼻に設けた滑止めと踏面は類似の色のものとした。
2
駅のエレベーターにおいて、エレベーターの乗降口から見える位置に、聴覚障がい者が文字により定員超過の確認をすることができる過負荷表示灯を設けた。
3
百貨店の授乳室において、出入口の扉はスライド式とし、前室である共用スペースには哺乳瓶による授乳のための椅子を設置し、母乳による授乳のためのスペースにはカーテンによる仕切りを設けた。
4
公民館の便所において、腰掛け便座の便房における便器洗浄ボタンは、視覚障がい者が見つけやすいように、ペーパーホルダーの直上に設けた。
解説

階段の段鼻部分は、認知しやすいように踏面や蹴上げとの明度、色相、彩度の差をつけることが望ましい。