一級建築士
Q 82 :
建築物の保存・再生の事例に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
犬島精錬所美術館(岡山県)は、20世紀初頭に閉鎖された精錬所の遺構を活用し、自然エネルギーを積極的に利用した美術館として保存・再生させたものである。
3331 Arts Chiyoda(東京都)は、廃校になった中学校を、アートギャラリーを含む文化施設等として保存・再生させたものである。
カステルヴェッキオ美術館(イタリアヴェローナ)は、14世紀に建設された歴史的建造物である城を、美術館等として保存・再生させたものである。
リンゴット工場再開発計画(イタリアトリノ)は、20世紀初頭に建設された巨大な自動車工場を、現代美術館として保存・再生させたものである。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - ○
4 - × リンゴット再開発計画は老朽化した自動車工場をコンサートホール、劇場、コンベンションセンター、ショッピングモール、ホテルの入った近代的な複合施設にした建築物であり、美術館ではない。