建築物の外装の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なも|一級建築士問題集

一級建築士

Q 77 : 
建築物の外装の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
エアフローウィンドウは、一般に、二重のガラス間にブラインド等の遮光装置を設置し、空調空気を通すことで、ペリメーターゾーンの熱負荷を軽減するシステムである。
2
SSG構法は、ガラスを室内側に設置したフレーム(バック・マリオン)に構造シーラントを用いて接着することで、室外側にほとんどサッシが見えないフラットなガラス面を構成できるものである。
3
カーテンウォール工事におけるフィルドジョイント構法は、外装材の接合部分の水密性能を確保するため、内外の空気圧を等圧にすることにより、雨水を重力で排水するものである。
4
メタルカーテンウォールにおけるマリオン方式(方立方式)は、マリオンが日射等の熱により膨張・収縮することから、変形に対する追従機構が必要である。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × オープンジョイントの記述。フィルドジョイントはシーリング目地のことで、外部側にシーリング、内部側にガスケットを設けることで雨水の進入口を2段階で防止する水密接合構法として使用される。

4 - ○