建築計画で考慮すべき人間の行動等に関する次の記述のうち、|一級建築士問題集

一級建築士

Q 56 : 
建築計画で考慮すべき人間の行動等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
アフォーダンスは、人間同士の距離のとり方自体がコミュニケーションとしての機能をもち、文化によって異なるとする考え方である。
2
パーソナルスペースは、人間が身体のまわりにもっている、他の人間に侵入されたくない心理的な領域のことである。
3
プレグナンツの法則は、視界に複数の対象があるときに、これらをまとまりとして知覚したものを簡潔でよい形として捉える傾向のことをいう。
4
ソシオフーガルは、複数の人間が集まったときに、知らない人間同士が異なる方向に顔を向けているような状態をいう。
解説

アフォーダンスとは、環境の様々な要素が人間や動物などに働きかけ、そのフィードバックにより動作や感情が生まれること。物体の持つ属性(形、色、材質、etc.)が、物体自身をどう取り扱ったら良いかについてのメッセージをユーザに対して発している、とする考え。