都市計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 50 : 
都市計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
丹下健三研究室による「東京計画1960」は、求心・放射型の都市構造の閉鎖性を否定し、都市軸の概念を導入することによって開放的な線形発展を可能にするという都市構造の提案である。
2
バックミンスター・フラーによる「ジオデシック・ドーム」は、地球上の都市域が連担し、地球全体が都市のネットワークによって覆われるという世界都市を示す概念の提案である。
3
ル・コルビュジエによる「輝く都市」は、地表面を開放し、空中に持ち上げた高層建築と道路の機能区分の明瞭さが特徴的な都市の再開発計画の提案である。
4
T.ガルニエによる「工業都市」は、住居地域を緑地帯によって工業地域から分離させたものであり、生活と労働の両面に対応した近代性を備える都市の提案である。
解説

ジオデシック・ドームとは、バックミンスター・フラーが考案したドームの構築法。三角形を組み合わせることで効率的に球状空間を構築できる。