一級建築士
Q 2 :
茶室に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
妙喜庵待庵(みょうきあんたいあん)(大山崎町)は、16世紀に造立された、利休好みの二畳の草庵茶室である。
密庵(みったん)(京都市)は、17世紀に桂離宮の敷地南端に造立された、茅葺寄棟屋根や深い土庇等の農家風の外観をもつ格式にこだわらない自由な造形の茶室である。
如庵(じょあん)(犬山市)は、17世紀にもと建仁寺内に造立された、大小五つの窓や躙口(にじりぐち)の配置が特徴的な茶室である。
孤庵忘筌(こほうあんぼうせん)(京都市)は、17世紀に小堀遠州によって造立された、縁先にわたした中敷居の上の障子とその下の開口が特徴的な書院風茶室である。
解説
密庵は大徳寺の書院内の茶室で、書院と草庵が融合した茶座敷。設問は桂離宮にある笑意軒という茶室の解説。