商業建築等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 34 : 
商業建築等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
20階建ての自社専用の事務所ビルにおける乗用エレベーターの台数については、エレベーター利用のピーク時の5分間集中率を在館人数の25%として算出した。
2
大規模商業店舗の計画において、地下階に設ける駐車場の各柱間に普通自動車が並列に3台駐車できるように、柱スパンを7m×7mと設定した。
3
基準階の平面が25m×20mの低層の事務所ビルの計画において、事務室の適切な奥行きを確保するために、偏心コアタイプを採用した。
4
宴会場を備えたシティホテル(客室数750室)の計画において、客室一室当たり100㎡として延べ面積の検討を行った。
解説

1 - ○ 事務所ビルのエレベーターの台数はピーク時の5分間集中率から算出する。自社専用ビルでは在籍人数の20~25%、貸事務所ビルでは10~15%程度。

2 - × 大規模店舗の屋内駐車場の柱スパンは自動車が3台並列に駐車できるよう8~8.5m程度とする。

3 - ○ 床面積があまり大きくない場合(500㎡~2000㎡)は偏心コアを採用することが多い。

4 - ○ 一般的なシティホテルでは客室を1室あたり100~150㎡程度とする。