住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 33 : 
住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
コートハウスは、建築物や塀で囲まれた中庭をもつ住宅の形式であり、狭い敷地においてもプライバシーを確保しやすい。
2
ストリート型住宅は、集合住宅の接地階部分において、居住者が日常生活の延長として、街並みの形成に参画できるような配慮を行うことによって、街路の活性化を意図した集合住宅の住戸形式をいう。
3
デュアルリビングは、廊下に面してリビングルームをもつ二棟の片廊下型住棟を向かい合わせに配置し、部分的にエレベーターホール等で連結した住棟形式をいう。
4
ライトウェルは、住戸の奥行きが深い場合であっても、通風と採光を得ることができる計画手法である。
解説

1 - ○ コートハウスは中庭を持つ住宅形式でプライバシーを確保しやすく、採光や通風も得られる。

2 - ○ ストリート型住宅は居住者が街並みの形成に参画できるような仕組みを持たせた形式。

3 - × デュアルリビングは同一住宅内に性質の異なるリビングを2つ設けたもの。

4 - ○ ライトウェルは建物内に設けられる吹き抜け空間で通風と採光を得られる。