集合住宅等の事例とその特徴との組合せとして、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 32 : 
集合住宅等の事例とその特徴との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1
事例: Mポート(熊本県熊本市)特徴: 居住者の参加によって各住戸の設計が行われたコーポラティブハウスであり、居住者の交流等を意図して共用空間を配置した。
2
事例: 桜台コートビレッジ(神奈川県横浜市)特徴: 西向きの急斜面に対して住戸の軸を45度に振り、雁行した平面によりバルコニーや開口部に変化を与え、プライバシーの確保を図った。
3
事例 : りえんと多摩平(東京都日野市)特徴 :多世代の居住者が暮らす新たな街に生まれ変わらせる団地再生事業の一つとして、民間事業者が改修工事を行い、団地の一部の住棟をシェアハウスとして再生した。
4
事例:求道學舎(東京都文京区)特徴: 80人が集まって生活することに重点を置き、居住者全員で使用するリビングスペースや浴場等の共用空間の充実を図った。
解説

1 - ○ Mポートはコーポラティブハウスで、すべての住戸の間取りが異なり、共用空間は居住者の交流を意図している。

2 - ○ 桜台コートビレッジは急斜面に建てられた集合住宅であり、雁行した平面により開口部に変化を与え、プライバシーの確保にも効果的。

3 - ○ りえんと多摩平は団地の一部を改修し、シェアハウスとして再生された集合住宅。

4 - × 求道学舎は学生寮がリノベーションされてコーポラティブ方式の共同住宅となった。