日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 22 : 
日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
日光東照宮社殿(栃木県)は、本殿と拝殿との間を石の間でつないだ権現造りの例で ある。
2
伊勢神宮正殿(三重県)は、平入りで、切妻屋根に堅魚木と千木をもち、柱を全て掘立て柱とした神明造りの例である。
3
厳島神社社殿(広島県)は、神体山とする宮島の弥山を祀 まつるために島の海浜に設けら れており、本殿は身舎 の前後に庇を付けた両流造りの例である。
4
出雲大社本殿(島根県)は、正面の片方の柱間を入口とした左右非対称の平入りの形式をもつ大社造りの例である。
解説

1 - ○ 日光東照宮は江戸時代に建てられた権現造りの建築物。

2 - ○ 伊勢神宮内宮正殿は神明造りの建築物の代表例。

3 - ○ 厳島神社社殿は両流造りの本殿をもち、満潮になると海面に浮かんでいるように見える。

4 - × 出雲大社本殿は最も古い神社建築様式である大社造りの建築物である。切妻屋根、妻入り。