建築士法に基づく建築士の職責、業務等に関する次の記述のう|一級建築士問題集

一級建築士

Q 1 : 
建築士法に基づく建築士の職責、業務等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。
2
建築士は、設計を行う場合においては、設計に係る建築物が法令又は条例の定める建築物に関する基準に適合するようにしなければならないとともに、設計の委託者に対し、設計の内容に関して適切な説明を行うように努めなければならない。
3
建築士は、違反建築物の建築等の法令違反行為について、指示、相談等の行為をしてはならない。
4
建築士は、建築物に関する調査又は鑑定の業務であれば、その業務に関して不誠実な行為をしても、建築士法の規定による懲戒処分の対象とはならない。
解説

士法10条、建築士の業務は設計・工事監理のほか、建築工事契約に関する事務や建築物に関する調査、鑑定も含むため、その業務に関して不誠実な行為を行えば懲戒処分の対象となる。