工場レイアウトの分析手法に関する記述として、最も適切なも|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 92 : 
工場レイアウトの分析手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
アクティビティ間の相互の関係を近接性の観点から検討するために、アクティビティ相互関係図表を用いる。
2
職場や生産設備の近接性を職場や生産設備の向き(Direction)と関係強度(Intensity)の観点から検討するために、DI 分析を用いる。
3
複数の品種について流れの共通性を製品の品種と生産量の観点から検討するために、多品種工程図表を用いる。
4
レイアウトを作成するときに重点をおくべき製品の種類(Product)を流量(Rate)の観点から検討するために、P-R 分析を用いる。
解説

ア - ○ 正解 アクティビティ相互関係図表では、生産にかかわるさまざまなアクティビティの相互関係、つまり、それらを互いに近接させて配置するのか、あるいは離して配置するのか検討(評価)するために使用する分析ツールである。

イ - × DI分析とは、職場や生産設備の近接性を距離と関係強度の観点から分析する手法である。

ウ - × 多品種工程図表は、複数の品種の流れの共通性を製品の品種や工程の観点から検討するために用いられる。

エ - × P-R分析は、重点をおくべき製品の種類と工程の観点から検討するために用いられる。