創業間もないベンチャー企業は、新製品や新サービスを受け入|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 60 : 
創業間もないベンチャー企業は、新製品や新サービスを受け入れる市場が一様で はなく、いくつかの異なったグループによって構成されていることに着目する必要がある。新製品・サービスの販売に悪戦苦闘する場合にみられる「市場の断層(キャズム)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1
新しいモノ好きの層(イノベーター)や目利きの層(アーリー・アドプター)には受け入れられても、いかに流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)に受け入れられるかが課題である。
2
新しいモノ好きの層?イノベーター@や流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)には受け入れられても、いかに無関心の層(ラガード)に受け入れられるかが課題である。
3
流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)には一時的に受け入れられても、新しいモノ好きの層(イノベーター)には受け入れられないという問題である。
4
流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)の反応を見て、新しいモノ好きの層(イノベーター)や目利きの層(アーリー・アドプター)の反応を勘違いして判断してしまう問題である。
5
流行に敏感な層(アーリー・マジョリティー)や流行を後追いする層(レイト・マジョリティー)には受け入れられても、いかに無関心の層(ラガード)に受け入れられるかが課題である。
解説

ア - ○ 正解 問題文よりイノベーター理論の内容である。イノベーター理論とは、商品購入への態度により、社会を構成するメンバーをイノベーター(革新者)、アーリーアダプター(初期採用者)、アーリーマジョリティ(前期追随者)、レイトマジョリティ(後期追随者)、ラガート(遅滞者)の5つのグループへと分類したものである。市場の断層とは、アーリーアダプターとアーリーマジョリティとの間に断層が存在することを定義した言葉である。よって、記述内容の通りである。

イ - ×

ウ - ×

エ - ×

オ - ×