コール・オプションの価値に関する記述として、最も不適切な|中小企業診断士問題集

中小企業診断士

Q 50 : 
コール・オプションの価値に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
1
他の条件が一定であるとき、金利が高ければコール・オプションの価値は高くなる。
2
他の条件が一定であるとき、原資産の価格が高ければコール・オプションの価値は高くなる。
3
他の条件が一定であるとき、原資産の価格変動性が高ければコール・オプションの価値は低くなる。
4
他の条件が一定であるとき、行使価格が高ければコール・オプションの価値は低くなる。
解説

ア - × 金利が高くなれば高くなるほど、調達コストが上昇するため、権利行使価格の割引現在価値が低下する。権利行使価格が低いと、コール・オプションは利益が出る可能性が高くなる。

イ - × 原資産の価格が高くなると、権利行使価格より高くなる場合があるため、コール・オプションは利益が出る可能性がある。

ウ - ○ 正解 原資産の価格変動性が高ければ、売り手によってはリスクが高くなるため、コール・オプションの価値は高くなる。

エ - × 権利行使価格が高いと、コール・オプションは利益が出る可能性が引くなるため、コール・オプションの価値は低くなる。