中小企業診断士
Q 33 :
投資会社が被投資会社の財務状態を投資会社の財務諸表に反映するための会計方法に持分法がある。持分法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
持分法適用会社における少数株主損益は、損益計算書上、当期純利益の直前で加算あるいは控除される。
持分法適用会社の資産と負債は投資会社の資産と負債に合算される。
持分法適用会社の純資産のうち投資会社に帰属する部分だけが投資会社の純資産となる。
持分法適用会社の当期純利益は、その全額が投資会社の当期純利益となる。
解説
ア - × 持分法適用会社における少数株主損益は、損益計算上、営業外損益で加算あるいは控除される。
イ - × 持分法適用会社の資産・負債は投資会社の資産・負債と合算はしない。
ウ - ○ 正解 記述内容の通りである。
エ - × 持分法適用会社の当期純利益は、持株比率に応じた分だけ営業外収益に加算される。